目次
はじめに
RedHat8にEPEL版ansibleパッケージをインストールする方法です。8.5で確認、前提はネットにつながっていること、SELinuxがdisableの状態であることです。
EPEL版を使う理由
REDHAT標準リポジトリからもansibleコアをyum install ansible-core
でインストールできるのですが、いかんせんciscoやESX、Windowsをコントールするためのモジュールが含まれていないのでEPELにします。REDHATのみコントロールするのあればansible-coreでもいいかと思います。サポートもちょっとあるみたいです。
EPELリポジトリをリンク
su - root
dnf install https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/epel-release-latest-8.noarch.rpm
yumでインストール
依存関係含めインストールします。
yum install ansible
動作チェック
インストール後、anaisbleが動くかを確認します。
ansible --version →ansible 2.9.27 とか結果が返ってくる
その他
やらなくてもいいけどやっといたほうがいいことを記載
ansible実行ユーザ作成
専用のユーザーを作らなくても動かせるのですが、プレイブックを作成/管理したりするには専用のユーザーを作ってホームディレクトリ配下にプレイブック格納していくのがやりやすいので作ることをおすすめ。間接的にセキュリティ的な意味もあります。
useradd ansible passwd ansible
ansible.cfgをホームディレクトにコピー
ansibleをインストールすると、/etc/ansible
配下にanaisble.cfgがされます。それをansible実行ユーザのホームディレクトリ配下にコピーします。ポイントとしては隠しファイルにします。隠しファイルの理由は以下を参考、要は隠しファイルにしないと読み込んでくれないからです。
Ansible Configuration Settings — Ansible Documentation
これも別にやらなくても動くんですけどセキュリティ的な意味合いが強いです。anaisble.cfgには他のサーバーとの接続に必要な情報を入れたりするのですが、/etc/配下だと誰でも見れてしまうので、ホームディレクトリ配下に持ってきてます。
su - ansible ←実行ユーザ cp /etc/ansible/ansible.cfg $HOME/.ansible.cfg
以上