■はじめに
ハードディスク3本使ってダイナミックディスクの設定をやってみました。今回はダイナミックディスクで作れる以下のボリューム種別のうち、スパンとストライプです。今どきはハードraidや仮想環境でサーバーを構築するのでダイナミックディスクでHDDを構成する機会はほぼないんですが。
- シンプル
- スパン
- ストライプ
- ミラー
- RAID-5
■スパンボリューム編
スパンボリュームは2個以上のハードディスクをつなげて1個の大きなディスクに見せる機能。LinuxでいうところのLVM論理ボリュームグループ(VG)、ドラゴンボールで例えるなら悟天とトランクスが合体してゴテンクスになる感じです。
●新しいスパンボリュームの作成
3本のHDDのうち、2本の空ディスクをスパンボリュームにします。右クリックでボリュームの作成メニューが出ます。
ウィザードが出てくるので、2本スパンに追加。
2本ダイナミックディスクになり、D:ドライブができました。
●スパンボリュームの拡張
既にあるスパンボリュームに対してボリュームの拡張をします。
未割り当てのディスク3を追加します。ディスクサイズを任意で設定することもできます。
ディスク3がダイナミックディスクとなりD:ドライブの容量が拡張されました。
●スパンボリュームの削除
スパンを消す。データが消える旨の警告がでます。
3本ともベーシックディスクに戻り、D:ドライブは消えました。サーバが止まったりすることはありませんでした。
●スパンボリュームの縮小
削除ではなく、縮小をやってみます。
縮小メニューが出る、領域のサイズは手動で設定することも可能。
D:ドライブは消えずに残りました。データも消えずに残りました。
■ストライプ編
●新しいストライプボリューム
右クリック→新規ストライプボリューム
3個ともストライプ可能、最大32個までストライプが可能らしいです。
3本ダイナミックディスクになり、D:ドライブができました。
●ストライプボリュームの削除
- 3本ベーシックディスクに戻りD:ドライブは消えました。サーバが止まったりすることはありませんでした。
以上