既知の事象なんですがたまに忘れてハマるのでメモです。RedHat7(Centos7)以降にzabbixAgentをrpmでインストールしてOS再起動するとAgent が起動しなくなることがあります。これはredhat7に6用のzabbixエージェントをインストールすると、OS再起動後に/var/run/zabbixフォルダが消えてしまうからなんですが、、ちゃんとバージョン調べてから入れろって話なんですが、いってると難しいので表にすると例えばこんな感じです。
ザビAgent Ver | RedHat7 | RedHat6 |
---|---|---|
4.0(el6) | /var/run消える | 問題なし |
4.0(el7) | 問題なし | インストール不可 |
3.2(el6) | /var/run消える | 問題なし |
3.2(el7) | 問題なし | インストール不可 |
この問題はzabbixのダウンロードサイトが分かりにくいということですね。ちょっと調べないと気づかないんですよ、対象のOS違ったらインストールできないようになんないっすかね。zabbixのバージョン/OS毎のAgentのrpmはダウンロードサイトとは別にhttp://repo.zabbix.com/zabbix/にありますのでここで環境にあったAgentを探してインストールしなおすと幸せになれます。とはいえ諸事情でそのまま使う場合は以下の方法で対応します。
■OS再起動時に/var/run/zabbixが消えないようにする
/etc/tmpfiles.d/の下に以下のファイル作って保存しておきます
# ファイル名:zabbix-agent.conf # パーミッション:-rw-r--r-- #オーナー:root:root #以下の内容を保存、区切りはスペースでもtabでも可 d /run/zabbix 0755 zabbix zabbix - -
以上